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5.ポール・エクマンの研究成果(表情の普遍性)

ポール・エクマン(Paul Ekman、1934年 - )は
感情と表情に関する先駆的な研究を行ったアメリカ合衆国の心理学者。
20世紀の傑出した心理学者100人に選ばれた。

Ⅰ.業 績

マーガレット・ミードを含む一部の人類学者の信念に反して、エクマンは表情が文化依存的ではなくて人類に普遍的な特徴であり生得的基盤を持つことを明らかにした。 エクマンの発見は現在科学者から広く受け入れられている。

エクマンが普遍的であると結論したのは 怒り、嫌悪、恐れ、喜び、悲しみ、驚きである。
軽蔑に関しては普遍的であることを示す予備的な証拠があるが、まだ議論は決着していない。

エクマンはあらゆる表情を分類するためにFACS(Facial Action Coding System、顔動作記述システム)を考案した。 これは表情に関連する心理学、精神医学や情報工学の分野で幅広く利用されている。

Ⅱ.表情の分類

エクマンはパプアニューギニアの部族民などを調査することで、基本的な感情のリストを作った。
彼は孤立し石器時代の文化で暮らす人々が、他の異なる文化の人の表情を写した写真から意図を正しく読み取れることを確認した。

この証拠によって、エクマンは次の感情が全人類に普遍的であり、生物学的基盤を持つと結論した。

① 怒り  ② 嫌悪  ③ 恐れ  ④ 幸福感  ⑤ 悲しみ  ⑥ 驚き

< 90年代追加項目 >

① おもしろさ  ② 軽蔑  ③ 満足  ④ 困惑  ⑤ 興奮  ⑥ 罪悪感
⑦ 功績に基づく自負心  ⑧ 安心  ⑨ 納得感  ⑩ 喜び  ⑪ 


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