HOME > 3.社会的思考力
■ 「社会的思考力」の定義
具体的な状況や場面、文脈の中で、最適解を導き、
自他関係を理解したりして、他者と対話的に考えを深めると同時に
そうした過程を振り返る力。
「社会的思考力」の構成
1. 俯瞰的把握 | 文脈や出来事を俯瞰し、全体構造を過不足なく把握し、単純化して図示する力 |
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2. 仮説的思考 | 仮説を立てたり、結論を想定したり、見通しを立てながらものごとを考える力 |
3. プロセス展開 | 因果や価値の連鎖、出来事のプロセスをとらえながら、順序よくストーリーを展開する力 |
4. 論理的主張 | データと主張をつなぐ客観的な論拠を明示し、論理的な一貫性をもって主張する力 |
5. 情況的思考 | 単に状況や場面、文脈を理解するだけでなく、人間関係やそこに表れる心情を含めた「情況」を理解する力 |
6. 省察的思考 | 自他のおかれた情況を振り返り最適解を求めて調整したり、建設的な方向を模索する力 |
出所: リクルートワークス102 「新卒採用で見たい能力、評価する手法をもう一度考える」 岩脇 千裕氏 論稿より